あ  か  さ  た  な  は  ま  や  ら  わ

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【アーティファクト(あーてぃふぁくと)】
 大昔、神様と悪魔が大戦争した際に使われた超古代兵器。
 いろいろな形や種類がある。いわゆる伝説の武器的なもの。
 ちなみによしののヤサカニは数珠型のアーティファクト。
 道具に魔法を込める魔導師専用道具という発想の原型。
 発掘されたものは魔導師協会が管理し、使用免許と協会からの許可があった魔導師に協会から与えられる。
 なぜか「工芸品」と書いて「アーティファクト」と読む。その理由はのちに本編で。


【魔導師養成学校(あかでみー)】
 魔導師を育成するための専門機関。受験資格は特にない。誰でも受けられる。
 ただし、授業はいつも命がけ。危険な授業の前には遺書を書かないといけないくらい。
 ちなみにヘンピなとこにあるため全寮制。卒業も人それぞれ。課程をすべてクリアすれば卒業できる。
 ちなみに標準的な機関としては7歳入学の22歳卒業。青春をすべて使いきっちゃう。
 詳しい中の様子は、書いた方がよさそうな話の流れになっちゃったら、詳しく書こうと思います。


【悪魔(あくま)】
 精霊を操作する能力を持つ魔界の生き物。人知を超越した邪悪で狡猾な存在。
 一部の悪魔は名義契約として魔導師に精霊を操作する能力(魔法)を提供している。
 精霊を自在に操ることができることから物理攻撃と魔法は効かず、法術とアーティファクトのみが有効。


【悪魔契約(あくまけいやく)】
 悪魔と取引をして何らかの力を得ることを言い、三つの契約形態がある。
 ・名義契約
  悪魔の名前を借りて精霊に働きかける、つまり魔法を使うための契約で、魔導師達が通常魔法を使うために行う契約。
  対価は生命エネルギーまたは魔力であり、都度契約する単発的な契約形態となる。
  通常は悪魔契約とはここまでであり、それより上の契約形態は非常に危険とされ、禁止されている。

  ・身体契約
  全身または身体の一部を対価として悪魔の力を使う契約形態。
  対価を差し出している間契約が持続する半永続的な契約。

  ・不死契約
  悪魔に魂を差出、悪魔の絶対的な力を永続的に使うことのできる契約形態。契約者の命は悪魔にゆだねられることになる。
  また、契約悪魔が死なない限り、もしくは悪魔によって魂を消滅させられない限り、契約者は永久に生き続ける。


【イカレ帽子屋(いかれぼうしや)】
 魔薬チーム・黒い三日月リーダーであるロロの通り名。本人お気に入り。


【悪魔合体(いくせすぶれいく)】
 悪魔を体に取り込み、一時的に悪魔の力を得る、合体変身みたいなもの。フィードはかっこいいと思ってる。


【吸血鬼(ヴぁんぱいあ)】
 生き血を主食とする。人の姿に蝙蝠の羽を生やし、白い肌と青い瞳が特徴。
 興奮すると目が青く光る。また、半吸血の血を浴びると死ぬが、基本的には不老不死。
 吸血された人間は半吸血となる。また、人間との間の子どもも半吸血となる。
 人間社会と共存するために、"エンゲージ制度"というものがあり、パートナーを吸血鬼とし、互いに吸血することで人間社会に害を及ぼさず、生活する取り決めがある。


【半吸血(ヴぁんぴーる)】
 吸血鬼に血を吸われることで、不老で無限の体力をもつ体となってしまった人たち。普通の人たちから忌み嫌われる差別の対象。
 興奮すると目が赤く光る。その血は吸血鬼を殺す力があるため、吸血鬼を倒すための武術「血刀術」という独特の武術が発達している。
 また、吸血鬼と人間のハーフも半吸血となるが、不老でもなく無限の体力でもなく、目も赤くならない。普通の人間と変わらないが、血の効力は持っている


【裏ギルド(うらぎるど)】
 正式な冒険者でなく、お尋ね者や不認可の冒険者などが利用する裏社会のハンターズギルド。


【副将軍(えーす)】
 トランプの副将軍。軍で二番目にえらい。


【オーバーパニック(おーばーぱにっく)】
 自らの容量以上の魔力をとりこみすぎて、失神などを起こす症状。


【堕ちた天才(おちたてんさい)】
 エオルの通り名。本人はすごく嫌。



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【ガス欠(がすけつ)】
 魔力を使い切った、もしくは使い切った上にさらに足りない分の代わりに生命エネルギー使った状態。
 ものすごく疲れすぎた状態。しばらく昏睡状態が続く。


【火葬屋(かそうや)】
 フィードの通り名。本人お気に入り。


【狂犬(きょうけん)】
 賞金稼ぎハイジの通り名。


【将軍(きんぐ)】
 トランプの将軍。軍で一番えらい。


【諜報軍(くらぶ)】
 トランプを構成する4つの軍のうちの一つ。


【最強の七人の魔導師(ぐらんどせぶん)】
 アカデミーの教師「スペリアルマスター」より強いとされる最強の7人の魔導師。
 ようはスペリアルマスターじゃ敵わない特別な魔導師だから自他ともに気をつけなさいよという称号。
 本人の意思と関係なく周囲が認知すれば外から勝手に呼ばれるようになる。
 勝手に呼ばれる人が増えたり減ったりしたらグランドシックスとかグランドエイトとかになる。
 何かに選ばれた7人とか、そんな特別なもんじゃない。ただの迷惑なレッテル。
 なぜスペリアルマスターの強さが基準になるかというと、スペリアルマスターはすべての魔法を使えるが、グランドセブンは専門の魔法しか使えない。
 けど、スペリアルマスターより強い。そこんとこ。


【賞金首魔物(くりみなるもんすたー)】
 賞金をかけられた凶悪な魔物。


【黒い三日月(くろいみかづき)】
 魔薬「フォビドゥンフルーツ」を売りさばく魔薬チーム。


【現代(げんだい)】
 魔法がこちらで言う科学のように発達して、人々の生活を豊かにしている。
 ちなみに4つ世界があり、

  ・空の世界…アスガルド
  ・地上…テレスフィア
  ・海の世界…グランドブルー
  ・地底の世界…ミッドガルド

 プラス伝説の異世界として
  ・神の世界…エデン
  ・地獄のその下、悪魔の世界…アビス

 ってなってる。第22話現在は地上の世界・テレスフィアにいる。



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【魔法陣(さーくる)】
 魔法を記号化し、間接的に使用できるようにしたもの。
 ガスや明かりなど市民の生活の元として使用されてたりする。


【ジパング人(じぱんぐじん)】
 神使教総本山の国ジパングの民。黒髪黒眼が特徴。
 魔法圏の人たちからテロリスト扱いされてる。
 名前と苗字が「苗字・名前」となるらしい。へんなの!


【ジパング正教(じぱんぐせいきょう)】
 主にジパング国を中心に普及している神使教の宗派。
 "すべては神の思し召しだから受け入れろ"という神使教の基本スタンス。
 詳しくは神使教の項参照。


【獣人(じゅうじん)】
 「獣化」-「半獣化」-「人化」の3段階に変身できる人たち。
 その性質が獣人病の症状の"獣化"とみわけがつかないので、獣人病の元凶と考えられ、差別の対象となってる。


【獣人差別問題(じゅうじんさべつもんだい)】
 獣人病(ライカンスロープ)の原因が解明されていない時代に発生した獣人病の病原体を獣人が持っているという考えによる差別問題。


【総統(じょーかー)】
 トランプのご意見番。独裁を防ぐため権限はないが、キングたちはみんな信頼している。
 彼の指示や命令はキングたちは拒否可能である。


【瘴気(しょうき)】
 "悪魔"の血が外界に触れたときに猛毒のガスになる、そのガスが"瘴気"。触れるとなんかいろいろ溶ける。


【白山羊の悪魔(しろやぎのあくま)】
 魔王の息子「ノッシュナイド」の通り名。白ヤギとも言う。


【神使教(しんしきょう)】
 世界で最も普及している宗教。多神教でそれぞれいろいろな神様を祭っている。
 大地のエネルギーを使う魔法を使うことに反対し、魔法の必要ないもともとの生活を送る、世界のすべては神の恩恵によるものと考える宗教。
 エオルの解説によると
 “人の運命は受け入れる”
 “自然回帰のスローライフ!”
 “神のもたらすもの、すなわち自然をありのままに受け入れ、共存する”


【対魔導師犯罪第一軍(すぺーど)】
 トランプを構成する4つの軍のうちの一つ。


【教師(スペリアルマスター)】
 魔導師養成学校の教師。
 通常、魔導師は一種類の魔法しか体得できないが、スペリアルマスターに関してはすべての魔法を体得することを許されている。
 全部で10人おり、それぞれ専門の体術のスペシャリストで、専攻体術ごとに「ゼミ」があり、日々、優秀な魔導師を排出すべく指導している。


【魔導師裁判所(せいらむ)】
 罪を犯した魔導師に呪いを執行する機関。
 セイラムで呪いを執行されることを「セイラムにかけられる」といい、
 セイラムにかけられた魔導師のほとんどは廃人となり、専門の介護施設があるほど。
 悪いことはしないほうが一番。


【精霊(せいれい)】
 世界の元素。すべてを構成するおおもと。


【精霊結合(せいれいけつごう)】
 魔法を発生させる現象のこと。


【ゾンビパウダー(ぞんびぱうだー)】
 肉体の機能が停止しても魂が肉体から離れなくなる、肉体と魂を癒着させる接着剤。



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【対災害軍(だいや)】
 トランプを構成する4つの軍のうちの一つ。


【W・B・アライアンス(ダブリュー・ビー・アライアンス)】
 主人公一行。フィードいわく結成の理由は「歴史が動くまで秘密」。


【チェシャ猫(ちゃしゃねこ)】
 たびたびよしのを助ける謎の少年。


【転乾道(てんけんどう)】
 黒い三日月のリーダーロロの道士協会での通り名。本人はこれを呼ばれるとなんかむかつく。


【天使(てんし)】
 死んだ生き物の魂を喰らい、新たな魂として妊婦に宿る、この世界の輪廻転生の歯車。
 白いハトの翼。体長50センチほどの豚の胴体。2本から4本と不揃いな指。胴体に頭部はなく、首があるはずの部分には人間の口。
 第2話に出てきたのは一番下の階級の「エンジェル」。
 魂を食べても生き物の体に宿れなくなると、魂を食べ過ぎて肥大化する。それによって階級があがり、
 階級が上がるにつれて、さらに生き物のなりそこないのような姿になっていく。


【道士(どうし)】
 桃花源国における神使教の僧兵。気と呼ばれる生体エネルギーを利用して道術を使用する。また、格闘技(カンフー)にも精通している。


【道術(どうじゅつ)】
道士が使用する法術。漢字の言霊を利用した不思議な術。


【対犯罪魔導師警察組織(とらんぷ)】
 犯罪を犯した魔導師を捕まえたり、大きな災害に見舞われた箇所の救助を行ったりする、名前の通り世界の切り札(トランプ)的な存在。
 4つの軍からなり、
  対魔導師犯罪第一軍・スペード
  対魔導師犯罪第二軍・ハート
  対災害軍・ダイヤ
  諜報軍・クラブ
 とそれぞれ役割が分かれている。それぞれの軍にはキング(将軍)とエース(副将軍)がおり、軍を統括している。
 その上にはジョーカーとよばれる総統が存在するが、独裁を封じるため、特権は与えられてはおらず、キングと同等の地位でかつ、ご意見番的な位置として存在する。



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【対魔導師犯罪第二軍(はーと)】
 トランプを構成する4つの軍のうちの一つ。


【白桜姫(はくおうき)】
 この世で唯一人間たちの世界に住む神。


【パンゲア聖教(ぱんげあせいきょう)】
 パンゲア大陸で主に普及している神使教の一派。
 神は天から見ていてくれていて、信仰を続ける者を救ってくださるという考え方の神使教。


【バッヂ(ばっぢ)】
 魔導師であることを証明する黄金のバッヂ。魔導師は常に見えるところに着用する義務がある。
 魔法の象徴である六芒星に8つの宝玉の紋。
 大きさは成人の親指の爪くらいの大きさ。


【冒険者ギルド(はんたーずぎるど)】
 通称:ハンターズ
 世界中の冒険者を管理・統制し、冒険者の安否確認、情報提供、仕事の斡旋などを行う、世界的な冒険者支援共同組合。


【ブレーメン(ぶれーめん)】
 謎の犯罪組織。今後どのように絡んでくるのやら


【法術(ほうじゅつ)】
 神使教の僧侶たちが使う不思議な術。悪魔を倒すのに有効。



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【魔導師(まどうし)】
 魔法と体術のスペシャリスト。世界の公務員的な存在。
 感覚としては、宇宙飛行士のようなものすごい訓練を耐え抜いた警官だったり消防士だったり、水道局の人だったり的なイメージ。
 制服がない代わりにバッヂをつける義務がある。
 魔法が発展したこの世界に対して多大な影響力を持つ反面、世界から監視されなけらばならない存在


【魔導師協会(まどうしきょうかい)】
 魔法に関するすべてを管轄する協会。全魔導師が所属している。
 また、魔法圏に属する国々と同盟を組み、各国魔法技術を提供している。
 配下の組織にアカデミー、トランプ、セイラム等がある。


【魔導師専用具(まどうしせんようぐ)】
 その名の通り魔導師が使う特別な道具。それは怪しい薬だったり、魔法の力が込められた道具だったり。
 工芸品(アーティファクト)と呼ばれる古代兵器が発想のモデル。


【魔導師の万能感(まどうしのばんのうかん)】
 魔導師だからって調子に乗るなよという意味の業界用語。
 それは驕りという感情が、魔法を扱える上に常人離れした身体能力を持ち、かつ社会的に地位持つ者として、その力を誤った方向に使う可能性が高い感情であるため、それに対する警鐘の意味を込めてある。


【魔法(まほう)】
 この世の豊かさを支える不思議で素敵な技術。こちらの世界でいうところの科学にあたる。
 封印された魔法を除いて全部で8種類あり、
  光炎魔法…明かりやそのほか安全な火の提供を行う。
  爆炎魔法…掘削、老朽化した建造物の解体用。
  流水魔法…飲料水、上水下水管理用。
  氷雪魔法…食糧貯蔵やその他保存、気温管理など。
  風魔法…海上保安、言語統制など。
  土魔法…土木や、土地開拓用。
  治癒魔法…医療分野とか。
  補助魔法…マジックワープとか、その他交通とかもろもろ。
 というように様々な分野で利用されている。
 構造としては、魔法を引き起こしているのはこの世界の元素"精霊"であり、その精霊に直接働きかけられるのが"悪魔"。
 魔導師は悪魔に力を借りて間接的に精霊を操って魔法を起こす。
 その際、魂や精気などエネルギーを欲しがる悪魔に対価として、魔導師の体内で大地の気"マナ"から生成した"魔力"というエネルギーを渡す。
 つまり、魔法は魔導師が起こしているものでなく、悪魔に何とかしてもらう、悪魔による不思議な力のこと。
 結構使っている側もあやふやで科学に比べてしっかり解明されていないで使っている部分が多い。


【魔法剣(まほうけん)】
 魔法を武器に込めて使用する戦闘方法。


【魔法拳(まほうけん)】
 フィードの卒業研究。魔法を拳に込めて使用する戦闘方法。


【魔法圏(まほうけん)】
 魔法の恩恵にあずかって生活している人々の生活圏。
 その豊かな生活を取り上げようとする神使教を排他しようとしている。


【魔法分解(まほうぶんかい)】
 精霊分解ともいう。魔法をほどき、精霊の状態に戻すこと。
 精霊の結合(魔法)と分解は魔導師の基本。


【魔薬(まやく)】
 体内の精霊のバランスを崩し、快楽と依存と破滅をもたらす恐ろしい薬。


【魔力(まりょく)】
 悪魔のエネルギー。
 魔導師は大地の気「マナ」を吸収し、体内で魔力を生成し、魔法を使用する代わりに悪魔に渡している。
 魔力を作る方法は企業秘密。アカデミーで教わるが、門外不出の情報。


【メモリアリスタル(めもりありすたる)】
 映像を記録として残す水晶玉。魔導師専用具の一つ。


【免罪符(めんざいふ)】
 魔薬テロ犯ギルティンが広める魔薬。



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【ヤサカニ(やさかに)】
 よしのが使用するアーティファクト。


【聖獣の血清(ゆにこーんのけっせい)】
 悪魔忌避のための魔導師専用道具。人間には無臭だが、悪魔にとっては涙が出るほど臭い。



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【獣人病(らいかんすろーぷ)】
 狼男に噛まれたら狼男になる、みたいな感じのそれ。
 満月の夜とか、何かのきっかけで理性と人間の容姿を失い、病気の感染を広げるため、人を襲う。
 この理性を失う"症状"を"ベルセルク"といい、人間の容姿を失う"症状"を"獣化"という。


【ラムネ菓子(らむねがし)】
 魔薬の別名。



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